人間でもダニに刺された部分が赤くはれてかゆみが取れないなんて事があると思います。
そういった「ダニ被害」というのは人間だけではなく、当然ウサギさんにもありうることなんです。それを放置しておけばウサギさんの健康を害してしまう恐れがあります。そこで、今回はウサギさんにとって特になりやすい「耳ダニ」の被害について、原因や、症状、予防法などをお伝えしていきたいと思います。
耳ダニの原因は?
これはもうシンプルですよね。ウサギさんの耳にダニが寄生する事で起こります。管理人もダニの種類はよく知らなかったのですが、「ウサギキュウセンヒゼンダニ」というダニが寄生するようです。
耳ダニの症状は?
耳ダニが寄生すると耳の中に耳垢のようなものができ、さらに症状が進むとかさぶたのようなものが出来てしまいます。
基本的にずーっと幹部はかゆい状態が続きますので、頻繁に耳を書いていたり、首を振っていたりしたら耳ダニに寄生されていることを疑った方がいいかもしれません。また後ろ足で耳をひっかくので、耳の中を傷つけてしまうということもあるようです。
さらに患部に細菌が感染してしまうと外耳炎になってしまうこともあります。ダニは当然耳だけに寄生するのではないので、顔やその周辺まで症状が広がってしまうこともあります。
耳ダニの予防法は?
基本的にはダニが発生しないようにウサギさんを飼育する環境を清潔に保ってあげることが大切です。またウサギさんを飼いはじめたら動物病院へ連れていき、ダニがいないかどうかも含めて身体全体を検査してもらうといいでしょう。
また、多くのウサギさんを飼っている場合には一匹が寄生されていると、他のウサギさんにもダニが移ってしまう可能性があります。この場合も、新しいウサギさんの健康診断をしてあげるとともに、仮にダニに寄生されているのが分かった場合には速やかに隔離して、他のウサギさんにうつらないようにしてあげましょう。
耳ダニの治療法は?
内服薬や注射を使って、原因となっているダニを駆除するというのが一般的です。基本的には飼い主さんが何かをするというよりも動物病院の先生が治療を施します。飼い主さんは予防と、症状に早めに気づいてあげるということを優先的に考えましょう。
まとめ
今回はウサギさんがかかりやすい「耳ダニ」の被害について書いてみました。当然ですが、ダニは耳だけでなく体全体に寄生する可能性があります。普段よりも何だか体をかく回数が多かったり、炎症が起こっているような場合動物病院に連れていくということも選択肢として頭の中に入れておきましょう。
それでは今回はこの辺で!!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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参考書籍