今日もウサギさんに関する情報をお伝えしていきます。
思春期になると、それまで仲の良かった親や兄弟に対して
急に冷たくなったり、なんだか距離を置きたくなったときはありませんか?
あるいは、現在思春期の方は今正しくそういう状態なのかもしれません。
実はそういった思春期というのは、僕たち人間だけではなく
ウサギさんにもあるんです。
その為、ウサギさんも以前は物凄い人懐っこかったのに
急に逃げるようになってしまうなんてこともあるわけです。結構なツンデレレベル。
その他にもブラッシングを嫌がったりトイレのしつけを守らなくなってしまったなんていう問題行動も起こしたりしてしまいます。
実はこういった行動はウサギさんたちにとって僕ら人間と同じように成長した証。
つまり思春期がきたーっていう事なんですね。
ウサギさんの場合大体半年程度で大人の身体になりますが、性的に成熟し始めるのは3~4か月頃になります。
この時期がちょうど僕ら人間でいう10代前半の思春期の時期になるわけです。
この時期のウサギさんの特徴は『縄張り意識が強くなること』です。
縄張りを広げたいから決められたい場所以外でおしっこをしたり、
おしっこを壁や飼い主の方にかける『スプレー』という行動をしたりします。
また、あごの下にある臭腺という分泌液の出る部分を擦り付けて
においつけをしたりすることも増えてきます。スリスリとね。
この辺りの行動はまさに思春期がはじまった証でもあるわけです。
このようにウサギさんは以前と違った行動を取るようになります。
先述したように、ブラッシングを嫌がったり、抱っこをさせてくれなくなったり、
かみついたりなどなど。
飼い主さんにとってはちょっとショックかもしれません(^^;
かといって、必要以上に不安になったり悲しむ必要もなく、
この時期に大事なのは、縄張り意識が芽生えたという事を飼い主さんが理解することなんですね。
僕ら人間も思春期になると、親御さんは
『思春期だからそのうちおさまる』と必要以上に不安になったり悲しんだりしないと思います。
それと同じようにウサギさんにも接してあげればいいわけです。
つまり、これからウサギさんは大人になっていくんだなーと暖かい目で見守ってあげること。
もちろん、必要なしつけはしっかりと行っていく必要はありますが、
必要以上に敏感にはならないようにしていきましょう(^^
次回は思春期のウサギさんとの付き合い方をより具体的に説明していきます。
今日の動画 番外編という事で動物園にいたウサギさんを撮りました♪