つい、先日、またまた可愛すぎるうさぎさんの本を発見してしまったので今回はその本をご紹介したいと思います!!『うさぎのほんね』という本です。
本書は普段飼い主たちが思っている、うさぎさんたちの習性や行動についてのちょっとした疑問を具体的に取り上げています。この本を読めばより「うさぎさんたちの気持ち」を理解できるようになり、飼い主さんとうさぎさんたちの距離を縮めてくれるのに役立つ一冊になるのではないかと思います。
うさぎさんのほんねを知ればもっと仲良くなれる!
本書にも書かれていますが、うさぎさんは表情があまり変わらないため、感情や気持ちが分かりづらいと勘違いされることが多い動物です。ところが、実際はそうではありません。大きな耳、目、鼻といった部分やその動きからそれらを読み取ることができますし、うさぎさんたちがふとした時にとる行動からも、感情や気持ちを推測することができるんです。
例えば鳴き声について。犬や猫には鳴き声がありますし、その強弱や唸り声で何となく喜んでいるか怒っているかが分かります。ところが、うさぎさんには声帯がないので、鳴き声をならすことはできないんですね。そのかわりうさぎさんは鼻の音を鳴らすことができます。その音の長短や高低で感情を読み取ることができるわけです。ちなみに、鼻音と感情の結びつきは以下のようになっています。
- プゥプゥ(長くて低い)→うれしい、ご機嫌
- キーッ(長くて高い)→驚き、恐怖
- ブッ(短くて低い)→攻撃、威嚇
※『うさぎのほんね』を基に作成
このように行動と感情の関係性についてわかっていれば、うさぎさんが今どんな気持ちで次に何をして欲しいのかが推測できるはずです。喜んでいる鼻音なら、遊んだり構ってあげればいいですし、怒っているのであれば「なぜこの子は怒っているんだろう?」と考えて、その原因を取り除いてあげます。
逆に怒っているにも関わらず何の対処もしなかったり、喜んでいるのに「鼻音鳴らしてるけどこの子大丈夫かな?」と過剰に心配したり、ケージにしまったりすれば、うさぎさんは「この飼い主は気持ちをわかってくれない」と信頼を損ねてしまう可能性もあります。
これはあくまで一例にしか過ぎませんが、本書には他にもその習性や行動と、そこから読み取れるうさぎさんたちの感情や気持ちの関係性が紹介されています。ぜひ、本書を読んでうさぎさんたちが何を考え、何を求めているのかを理解しより仲良くなるための参考にしてみてください!
まとめ
今回は『うさぎのほんね』という本を紹介してみました。本書の内容はこれまで紹介してきたとおりですが、あとは何といってもイラストの可愛さがイチオシです。本書のイラストを担当しているのは、ツイッターなどで可愛いうさぎさんのイラストをたくさん投稿している森山標子です。森山さんの描くうさぎさん達のイラストの可愛いこと可愛いこと。もう、癒しモード満点で見ているだけで思わず顔の表情が緩んでしまうこと間違いなしです。
ぜひ、森山さんのイラストにほっこり癒されつつ、うさぎさん達とより仲良くなるためのヒントを学んでみてくださいね♪