今日もウサギさんに関する情報をお伝えしていきたいと思います。
ウサギさんにはホーランドロップやネザーランドドワーフなど色々な種類がありますが、『ミニウサギ』と呼ばれるものもいたりします。
これは正式名称ではなく、雑種ウサギの事を指しており、
主に白色日本種(ジャパニーズホワイト)にダッチ種をかけ合わせたウサギさんの事を指します。
それならそのまま雑種として、売り出せばいいのですがなぜかミニウサギと呼ばれています。
何故かといいますと、今から40年近く前。昭和50年代に海外からネザーランドドワーフなどのウサギさんが日本にも輸入されるようになりました。
その際にウサギブームというものになりかけたそうなのですが、
そのブームに乗じて、白色日本種とダッチ種や、ネザーランドドワーフをかけあわせた
ウサギさんを沢山繁殖させたそうです。
そういったウサギさんは模様はネザーランドドワーフによく似ていますが、
血筋としては雑種なので大きくなってしまったりします。
この見た目はネザーランドドワーフやダッチ種に似たウサギさんの赤ちゃんを
露店などでミニウサギとして販売するようになりました。
ミニウサギとつけたのはこれ以上大きくなりませんよという事を名前で表したためです。ただ、どんなウサギさんでも赤ちゃんウサギより大きくならないということはありえません。
ですが、当時はウサギさんに関する知識も少ないですから、
知らずにミニウサギを飼った人たちがいっぱいいたわけです。
しかも、赤ちゃんウサギというのは免疫力が弱かったり、環境の変化にも敏感で
ストレスにも弱いです。
そういった事も知らずに、飼った飼い主の方が多かったため、
直ぐに死んでしまうということもよくあったとか。
当時はブームに乗って設けられるという理由で販売されていたというわけです。
最近は当時のようにちょっと悪徳っぽいお店は減り、
ミニウサギは街のペットショップで普通に販売されていますが、露店で販売されていた時のように、どの位成長するのかを偽られて売られるという事もほぼないでしょうし、雑種であるという事が大体明記されています。
店員さんにきけばどの位成長するのかというのも教えてくれるでしょう。
もちろん、雑種なので正確な大きさは育ててみないとわかりませんが、
少なくとも赤ちゃんウサギよりも大きくはならないという風には販売はされていないはずです。(そういう風に売られているペットショップがあったらちょっと怪しいかも。)
ミニウサギさんは雑種ですので、見た目はかけ合わせた品種に似ることが多いですが、
その品種で一般的に考えられているよりも大きくなることもありますし、
性格もまちまちなので、そのウサギさんにあった接し方をしてあげるといいでしょう。
僕は現在アメリカンファジーロップという品種のウサギさんを飼っていますが、それまでは雑種のいわゆるミニウサギさんを飼っていました。
そんなに品種にこだわらないという事であれば、ミニウサギさんの方がお値段としてはだいぶ安いのであまりお金は出せないけどウサギさんを飼いたいという方にはお勧めです。
見た目は普通にかわいいですしね(笑)
以上、ミニウサギについて簡単に書いてみました。
参考になればうれしいです(^^)
それでは今回はこの辺で♪
最後までご覧いただきありがとうございました!
次回もよろしくお願いいたします♪
今日の動画 ウサギさんは狭い所好き